恋するひとひら

PN→seli、またの名をあずさ。占いツクールとカクヨムにて小説を書いています。

記憶と感謝

仮住まいに関わる全ての使用人に感謝をこめて。

この度初めて名古屋にある「執事の館」、仮住まいのお屋敷に帰宅いたしましたので忘れてしまう前に記したいと思います。

私はかなり特殊な性癖を多数持ち合わせています。サブカルチャーからミリタリー迄幅広く。
それでも「マリア様がみてる」という作品に出会ってから「お嬢様とは」と良く考えている日々を過去に持っておりました。

お嬢様言葉、気品とは、淑女らしさとは、といったところをヒントにされると学んだ本はわかるかと思います。

さて、前置きはこの辺りで。レポは沢山ありますのでちょっと違う視点から。
私はぬいぐるみと旅をしてみたいと以前から思っておりましたので、今回の旅をその機会にしようと思い立ち。
しかしながら他のお嬢様方もいらっしゃるので…と思案し、まず執事の館に伺ってみることにしました。公式サイトに質問フォームがありましたのでそちらを使用致しました。
「くまのぬいぐるみは一緒にいることはできますか?」との私の質問に「御一緒に着席はできかねますが、クロークでお嬢様の荷物を見守って頂きます」との回答を頂きました。
この時にクマのぬいぐるみを「それでも構わなければご友人でしょうか、相棒でしょうか、御一緒にご帰宅ください」という文面の優しさを感じました。

ところで先程から話題に挙げているクマのぬいぐるみですが、名前を間宮(まみや)と申します。
60cmほどの大きめ、西松屋の80cm服がぴったりの紳士です。
この子は私にとって執事でもあり、友人でもあり、添い寝係であったり…と心の支えです。
ですが一般的にみれば「ぬいぐるみを持っている大人なんて…」という視線を向けられてもおかしくはありません。ですが執事の館の皆さんは間宮共々の帰宅を許してくれました。

そして仮住まいに帰宅。家事係の浄心氏が暑い中出迎えてくれました。
扉を開ける前に緊張を解して下さり、そして間宮について記載を添えておきましたところ、「間宮様もお疲れではないでしょうか?」と気遣いを頂きました。館内のベアたちのお話も伺って扉の向こうに期待は膨らむばかり。

扉が開いた中には生けられたお花と古渡氏の出迎え。「おかえりなさいませ」に間宮共々「ただいまっ」と答えました。

次のお部屋では白壁のばあやが待たれていて…ここが一番私が感動した所なのですが、荷物を置くスペースにだっこしていた間宮を置いたところ、「ばあやにください!」と…。間宮がモノとしてではなく、ひとつの人格(クマ格?)として扱ってくださる方が他にいらっしゃらなかったので本当に感激致しました。
「良い子にしていてね、間宮」と頭を撫でてあげて白の部屋へ。

このお部屋でのお食事は大変美味でした。折角だからと7月限りのお品を沢山頂きました。
アスパラガスが苦手ですが、初夏のテリーヌは何の苦味もなく美味しく頂きました。
色々書きたいんですが、私のTwitterと重複いたしますので割愛させていただきます。宜しければ「@Witchpiecewing」で検索を。

お出かけ時間までの間古渡氏と懐かしいアニメの話をしたり、変身写真のカメラの設置方法など沢山お話を致しました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、お出かけ時間になりました。白のお部屋にはクマちゃんがたくさんいらっしゃって寂しさもさほど感じず、クロークに待たせていた間宮を白壁のばあやがだっこしていてくれました。
「いい子にしていましたか?」と聞くと「いい子にしておられました、ね?」と優しく語りかけてくださり。間宮の着用しておりましたスイカのズボンが可愛いと褒めてくださいました。

間宮にとっても、私にとっても初めての帰宅。
感じたことは「お相手様が大切にされているものを否定せず寛容する」という執事の館のスタイルです。
否定はとても簡単。ですが寛容するのはとても難しく根気のいる事です。
間宮という存在により、執事の館のホスピタリティがとてもよくわかりました。

ぬいぐるみと旅をするのが良い、とも悪い、とも明記は致しません。好きなことを他人に迷惑を掛けない形で楽しめばいいと私は考えております。
配慮の心を持ち合わせておれば問題はないかと。

今回の帰宅は使用人の皆の配慮により楽しく有意義なものになりました。また、間宮にとっても楽しいものになったと思います。
改めて「ご苦労さま、どうもありがとう」。

ちなみに、別宅で待っていた他のクマたちに間宮はすぐに今日あったことを話していました。
「こんなにすごいことがあったんだよ!」って。

ご挨拶

はじめまして、seli(あずさ)と申します。

諸事情で文章を書くことから離れていましたが、ようやくこの世界に戻ってこられました。

 

「ただいま。」ですね。

 

今は占いツクールのほうで夢小説、カクヨムにてオリジナルを執筆しています(カクヨムのほうはまだ更新していませんが)

 

夢小説は大好きな頭文字Dの庄司慎吾、中里毅の妙義組と名探偵コナンの安室透さんを書いています。

基本的にさくっと読める短編にしたいんですが、私すごく回りくどい性格なので…お察しください。

なるべく短くしますので、貴方の隙間時間のお供に是非。

作品一覧はこちら→http://uranai.nosv.org/personal.php?t=kizunaazusa

 

カクヨムは現在プロット段階です。じわじわとネタを出しています。もう日本酒を絞るかのように。

こちらの更新も随時こちらでお知らせします。

 

Twitterもどうにかリンクできればいいかなくらいに考えていますが、なんせ雑多垢なのでだいぶ雑です。

知りたい方は「あずさ」でそれっぽい人を探してみてください。多分みつかるはず?です。

 

では、次の更新まで。